2010年10月5日火曜日

Notebooks (for iPhone 4.0)マニュアル作ってみた!


久しぶりのマニュアル更新でございます。2010.09.28のアップデートでの変更点を元に書いてみます。とりあえず基本的なところから。

ノートは下の図の用に階層で作られています。アイコンの本みたいなのが「Book」、下の図の右端のページのアイコンが「ノート」。

  • Book :フォルダ
  • Note :書き殴るもの

と考えると分かりやすいです。なので、Bookの中にBookを作るのも自由です。(ここに「本棚」というアイコンが欲しいですねw)


これだと階層構造がわかりにくいよーと思うでしょう。こういうBookとNoteの移動方法もいいですけど、Notebooksの階層での管理ができるという利点を活かしてフォルダ階層を見て、直接ジャンプしてみましょう。
このアイコンをタッチします。

そうするとこのようにBookが階層になって表示されるので、移動したいBookをタッチすればその中のNoteをサッと編集できます。(iPad版だとこれが常に左のペインに表示されてていいんですよねー)

ノートの書式や読み込み専用にするかという設定はBookが表示されている状態で右側の「>」をタッチすると設定できます。

※ここでバグっぽいのがひとつ見つかったんですが、フォントを「Apple Gothic」にしてもなぜかArialMTになってしまうようです。というよりApple Gothicが使えない・・・ これは標準フォントを設定するときも同じです。 ここらへんは対応待ちですね。



【Note編集中の便利機能】
Noteを開いて書きなぐってると、ちょっと画面が小さいと感じる時があります。そういう時は▼をタッチするとタイトルバーが消えて画面が広くなるので便利です。
戻すときはもう一度▼をタッチしてください(ただし、有効なエリアが小さくてなかなか反応しないw)

次に書いたものを確認するのにキーボードが邪魔になる時も多々あります。そういう時はキーボードの右上のこのアイコンをタッチすると、キーボードが消えてくれます。
キーボードを出すにはノートの文字をタッチすると出てきます。

他のBookに編集中のNoteを移動したい時があります。そういう時はキーボードをしまって出てくる下のメニューバーのフォルダアイコンをタッチすると移動先を指定できます。



【Dropboxとの同期】
以上の説明はとっても基本的なことなので、いじってるうちにすぐ理解できると思います。
今回マニュアルを書きなおそうと思った理由がこのDropboxとの同期が可能になったことです。

今までMacユーザーだと、同期の際の文字化けの問題もありませんでした。しかしWindowsユーザーは同期するには問題が多すぎました(´;ω;`)↓


いずれにせよ、WindowsユーザーはSyncDocsを使う必要が出てきて、そうすると「同期なのかこれ?」と思ったわけです。(今まで触れて無くてゴメンなさい)。

もう大丈夫です!みんなDropboxで幸せになれます!

といわけで設定方法
最初の画面でこれをタッチ

下の左の絵のように「Dropbox Sync」をONにして「Dropbox Settings」をタッチします。
真ん中の絵の用にDropboxのログイン画面が出てくるので、登録してるEmailとパスワードを入れます。
最後に、「Login to Dropbox」にチェックを入れ、「Sync System Files」をONにします。
※ここで「Sync System Files」をオフにしてると、ちゃんと同期できなくて、SyncDocsでのような有様になりますのでご注意を!
これで設定は終了。
DropboxとすべてのBookとNoteを同期するには最初の画面の一番上の「Notebooks」をタッチすると、下から同期メニューが出てきますので、「Sync - Dropbox」をタッチするだけ。そうするとDropbox内に出来た「Notebooks」という名前のフォルダ内と同期してくれます。

Dropboxで幸せになると書きましたが、なぜかというと

  1. 文字化けしない!!
  2. ちゃんと同期してくれる!!

からです。これでMobileMeを契約してないWindowsユーザーも本来のNotebooksの魅力を味わうことができるようになりました。そしてMobileMeよりもずっと同期が速いって話です。
もう、SyncDocsもWebDAVも忘れて、Dropboxと同期させましょう!イヤッホゥ!

2010年10月2日土曜日

Toodledoイベントとカレンダーの同期環境の構築 (前書き)

仕事でiPhoneガシガシ使える人はGTDにThingsPocket Informantを使いましょう!それができない人はこんな感じで仕事中のデスクトップでも移動中のiPhoneでもリアルタイムで使えるGTD環境を作ってみてはいかがでしょうか?
今回はできるだけお金をかけない方法で構築してみました。

構築に使ったツールはこちら

【インターネットサービス】
 Yahoo!本家のカレンダー(英語)
・ Toodledo

【iPhoneアプリ】
iPhone標準カレンダー
・ さいすけ(標準カレンダーと同期できるものなら何でも)
・ 2Do(Toodledoと同期できるものなら何でも)

【デスクトップアプリ】
Opera(Javascript爆速!)
・ (Sunbird)


なぜGoogleカレンダーじゃない?
もともと、自分もGoogleカレンダー信者でした。Ajaxなのに動作が軽くて、見栄えもいい。これ以上のカレンダーは無いだろうと思ってたんですが、今回の件でひとつだけ問題が出てきました。

それはToodledoイベントをGoogleカレンダーに同期できるが、外部カレンダーの更新を1日に1回しかしない。
更新を頻繁にするTodoなのに、情報が古いままカレンダーに残るのは意味が無いですもんね。(むしろやらないほうが精神的に良いです)

Yahoo!カレンダーも自動での同期は1日に1回らしいです。しかし、カレンダー上で手動でいつでも同期できるので、Yahoo!カレンダーを使うことにしました。
ただし、それはYahoo!カレンダーをブラウザで利用する上でのみです。これをSunbirdなどのカレンダーアプリにCalDAVで同期させると、Googleカレンダーと同様1日に1回のみの同期となります。


Sunbird/Lightningのエラー
ここからは閉話なんですが、本当はデスクトップ環境でSunbird/LightningにGoogleカレンダーとToodledoのiCalリンクを流しこんで、iPhoneではPocket Informantを使うつもりでした。Pocket InformantはToodledoのすべての機能を使えますしね。
でも実際に設定しようとすると、Sunbird/LightningはGoogleカレンダーをリンクさせることができてもToodledoがリンクできないのです。なぜか「一時的に利用できません」が永遠に出てくる。

…どこが一時的だい(#・∀・)

てわけで今回のような複雑怪奇なシステムになったわけですw
(それもこれもOutlookはどうしても使う気になれないアンチMicrosoftな僕が悪いのかもしれませんが)


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2010年10月1日金曜日

Toodledoイベントとカレンダーの同期環境の構築。 (ステップ1:Yahoo!カレンダーとToodledoのリンク)

とりあえずYahoo!本家のアカウントをつくったら、自分のカレンダーを作っていきます。Yahoo!Japanとは全然違うので一応解説。でもGoogleカレンダーユーザーなら感覚的にわかると思います。

※カレンダー名は日本語もできますが、Yahoo!カレンダーをSunbirdなどのCalDAVが使えるアプリケーションへの同期時に読み込めない問題があるので、英語がお勧めです。


ひと通り作り終えると、こんな感じで表示されます。

さて、アルバムの追加方法から。
このカレンダーアイコンをクリックするとカレンダーメニューが出てくるので、+ボタンを押します。

ここで選択肢が2つ出てきますので、必要に応じて選択してください。


Create New Calendar : Yahoo!カレンダー上にオリジナルの新しいカレンダーを作成
Subscribe to Calendar : Yahoo!カレンダーに外部のカレンダーを反映

icsファイルの取り込み
この記事を見るような人は、他のカレンダーを使ってる人が多いでしょうからicsの取り込みも説明しておきます。
icsの取り込みは「Create New Calendar」を選択します。
この画面でまずカレンダーを新規作成します。「Name」にカレンダー名、そして色選択をして上の「Save」で作成できます。ここで右の「Import Events」がアクティブでないので、同時にicsファイルの取り込みができないのは仕様ということでw

すると先程のカレンダーが一覧に表示されるので、カレンダー上で右クリックをして「Edit Calendar」

これで右側の「Import Events」がアクティブになるので「選択」からicsファイルを選択して「Upload」。これで外部カレンダーを読み込むことができます。

※ここでicsファイルは「カレンダーを書き出したもの」でないといけません。Googleなどではicsのリンクを使ってSunbirdなどへ同期できますが、それはあくまでもリンクしているだけです。カレンダーそのものを取り込んでYahoo!カレンダーに読み込ませる必要があります。


外部カレンダーを同期(リンク)させる
この方法でToodledoのイベントをYahoo!カレンダーに半手動で同期させます。
先程の選択肢で「Subscribe to Calendar 」を選択。この欄に外部カレンダーのicsリンクアドレスを貼りつけて「Next]
※下の「Subscribe to Holidays」で「Japanese Holidays」を選択すると日本の祝日のカレンダーとリンクできます(だが英語!)

あとの使い方は慣れていってください(笑)ベースにZimbraを使ってるだけあって、右クリックからのコンテキストメニューがけっこう便利です! Ajaxの感じはGoogleカレンダーより重いので、自分はOperaで使うことにしました。Chromeよりもサクっと動いてくれます。



【Toodledoのicsリンクアドレスの取得とカレンダーへの貼りつけ】
順不同になっちゃいましたが、Toodledoからのリンクアドレスの取得です。
Toodledoにログインしたら、左側にメニューの一覧があるので、下の方の「Tools & Services」。
出てきたサービス一覧の中の iCal の「Configure…」をクリック。
アドレスは最初出てないので、「Enable Live iCal Link」にチェックを入れて「Save Changes」

するとこのようにリンクアドレスが出てきますので、「All Others」のアドレスをコピーしておきます。

このアドレスを先程の「外部カレンダーを同期(リンク)させる」の入力欄に入れてToodledoのイベントがYahoo!カレンダーに流れてくるようになります。



【Yahoo!カレンダーで追加変更されたToodledoイベントを更新する】
最初に触れたように、Yahoo!カレンダーは手動でToodledoイベント表示を更新しなくてはなりません。しかしとても簡単。
ハイライト表示されてるカレンダー一覧の「Toodledo Live」(小さくて分かりにくいですが)の渦巻いた矢印を押せばToodledoのイベントを更新してくれます。

※Toodledoのこのicsリンクは、Toodledoのイベントを外部カレンダーに流しこむだけの一方通行です。カレンダーに表示されたToodledoのイベントはいじれません。

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